性交障害

ED(勃起不全)/短小陰茎/逆行性射精/陰茎欠如

女性の体内に男性の精子を送り込むためには、男性の陰茎が性交渉できる状態になる必要があります。しかし、精子の製造機能や精子自体には異常がなくても、性交渉が困難だったり、性交渉を行っても精子をきちんと送り込む事が出来ないのは不妊の原因となります。
こういった悩みを抱えていても、恥ずかしいと感じて病院を受診できず、心因性のEDを併発してしまうケースもあります。
最近では男性が相談しやすい窓口も増えていますし、治療で改善できるものも沢山あります。早めに相談するのがおすすめですよ。


性機能障害

ED(勃起不全)

陰茎が十分に勃起せず性交できない状態です。
性交時に70〜80%の割合で性交渉ができない場合、EDの可能性があります。
EDが起こる原因として最も多いのがストレス等の心因性の要因です。心因性のEDは機能性勃起障害といい、カウンセリング等で心理的な障害要因を取り除く治療が有効的です。
その他に、加齢やがん・糖尿病・脳出血・前立腺肥などの疾病が原因で心因性以外のものを、器質的勃起障害といいます。この場合、陰茎の海綿体に血液が流れ込んで十分な勃起状態を維持できるような治療が行われます。


短小陰茎

性的に成熟しているはずの年齢になっても、極端に陰茎の発達が遅れている状態です。
排尿には支障がなくても、通常な性交渉が困難なほど未発達な大きさだと短小と判断される可能性が高くなります。そのため、一般的に成熟した男性が「小さい」と悩んでいるのとは根本的に違います。
女性との正常な性交渉がどうしても困難で自然妊娠は難しいとなった場合でも、精子に正常な受精能力があれば子供を持つことは不可能ではありません。勃起と射精が行える状態であれば採精して体外受精が可能です。


逆行性射精

射精時に精液が尿道口から排出せずに、尿管を逆流してしまう状態です。逆行した精液は膀胱へ流れ込むため、その後排尿の際に体外へ排出されます。すべての精液が逆流するわけではなく、射精を行った男性には射精感が通常通りに感じられる為、自分でも気が付きにくいのが特徴です。
射精しても常に精液の量が少なく、射精後の尿の中にある程度の精液が含まれている場合、少なからず精液の逆流が起こっている可能性があります。射精で送り込まれる精子の数が十分ではないため、自然妊娠が難しく不妊の原因となります。


陰茎欠如

生まれつき陰茎を持たない状態で、大変まれな外性器の異常です。中には大変珍しいケースですが、半陰陽と呼ばれる外性器の異常で陰茎がほとんど確認できない場合もあります。
半陰陽の場合、体内には睾丸や精巣が存在しているのに、外生殖器の陰茎は極端に小さく、女性外性器のように見えるケースや、卵巣・子宮を持つのに陰茎のような外性器を持つ女性もいます。半陰陽以外で、陰茎欠損が起こっている場合には他の合併症も先天的に発症している可能性が高く生命維持機能に支障が出てくる可能性が高いようです。



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